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 原爆ドームへ

 

原爆ドームと宮島と行く場合、JRではなく広島電鉄を利用するのが無難のようです。広島駅電停にある自販機で一日乗車乗船券(840円)を買い、久しぶりの路面電車に乗って出発です。

“ヒロシマ”というと原爆被災地と思う人も多くいることでしょう。私も幼い頃から人一倍戦争について考えることがあり、原爆についても高校時代に約500人規模のステージで熱く語ったことがあるくらい思いいれのある出来事です。とはいうものの、恥ずかしながら原爆ドームを見るのは今日が初めてなのです…。

 

内部は補強されつつも、当時の様子を生々しく後世に伝えゆく原爆ドーム

 

周囲は社会科見学のような学生と外国人観光客が目立ちました。人が少ないときを見計らって撮影し、次に平和記念公園へ歩みを進めます。多くの方々が眠る場所だけに神聖な場所とさえ感じてしまう空間でした。

 

 原爆死没者慰霊碑

 

安らかにお眠りください…

 

振り返ると平和記念資料館があります。時間的に入館できなかったのですが、入り口らしき場所は学生がうじゃうじゃ…。こちらはまたの機会に残しておくとしましょう。

 

 

 市電ではるばる宮島へ

 

慰霊碑の前で外国人観光客の写真を撮ってあげたりしていたら予定を少々オーバーしてしまい、15分遅れで宮島口行きに乗車。ここから50分ほど乗車します。

 

最新鋭から旧型までバラエティに富んだ車両が広島市内を駆け巡っている

 

そして宮島口に到着。そこからは宮島松大汽船で宮島へ向かいます。JR西日本のフェリーは厳島神社の正面を通るのに対し、こちらは直行でした。でも、平日かつこのシーズンゆえに大半の観光客は松大汽船を利用していました。

 

松大汽船船上からみる厳島神社全景

 

厳島神社のハイライト、大鳥居。重要文化財

 

潮の満ち干によって、10月だと16時頃までは大鳥居の近くまで接近できるようです。私が到着した16時半前だと満ちてきて近くまでは行けませんでした。そして、厳島神社に入場(300円)。厳島神社はそのほとんどが国宝か国重要文化財に指定されています。

 

国宝の客神社。奥左には千畳閣と五重塔(厳島神社とは別の敷地)

 

本社本殿全景(敷地外から)

 

祓殿から拝殿をみる

 

火焼前の燈篭と大鳥居。この間は88間(約160m

 

美しき廻廊

 

国重要文化財の反橋と青銅製の釣燈篭

 

日本で唯一、海上に建つ能舞台

 

高潮や台風での波を抑えるためのスリット構造

 

訪れたとき、ライブかなにかの準備が進められていて、楽しみにしていた高舞台から大鳥居のアングルなど撮影できない箇所もいくつかありました。国宝でこういうことをするとなると、企画主催者らは大変なご苦労があったでしょうが、観光客からするとぶっちゃけ相当迷惑ですね。それなら入場料を安くしてほしいものです。

 

普段は観光客が乗ることのできない高舞台はスタッフらのステージと化してしまっている

 

本来はこのあと広島に戻るのですが、やはりライトアップが撮りたくなりしばらく待つことにしました。関東ではこの時期は17時を過ぎるともう暗いのですが、こちらは予想以上に暗くなるのが遅く、ライトアップされたのは17時半過ぎでした。三脚は持ってきていないので、ぶれないギリギリの露出設定で、青を強調しつつ撮影しました。

 

宮島に夜が訪れる

 

 

 夜の広島

 

直行で広島へ戻り、19時半に今晩のホテルへチェックイン。なぜか私の下の名前まで覚えている女将さん…。ここは女将さんが人気のホテルなのです(笑) 門限は23時とのことで、しばしカメラを充電させ、再び広島の街へ出発!

 

ライトアップされた原爆ドーム。日中とは違うムードが流れる

 

慰霊碑の中に浮かび上がる原爆ドーム

 

平和記念資料館。現代建築といった感じ

 

続いて、ここから20分ほど歩いた場所に広島城があります。こちらも幸いにライトアップされておりました。

 

水掘に囲まれた敷地に建つ広島城

 

時計は21時半をまわり、紙屋町東から八丁堀へ広電に乗り、お好み焼き店が多数集まる“お好み村”へ急ぎます。

特に店も決めておらず、また一人だったのでどこも入りにくい状況だったのですが、“焼道楽”というお店のおばさんがニコニコと招きいれてくれたので、そこで肉玉そばと生ビールを頼んで広島のお好み焼きを堪能しました。関東風とはまた違いおいしいものでした。まぁ、私的には関東風にマヨネーズをかけた方が好きかもしれません(笑)

 

広島ではまだまだ健在の103

 

こうして、宿に戻ったのは門限5分前でした。女将さんゴメンナサイ。それからお風呂に入って25時には就寝しました。明日は初電で山口方面へ向かいます。 「あ、女将さんに朝早いことを言うのを忘れた…」

 

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