2007617日に、法政大学小金井鉄道研究会、法政大学市ヶ谷鉄道研究会、法政大学工学部鉄道研究会OB会マイロネフクラブ、法政大学鉄道研究会OB会の4組織は一丸となって団体臨時列車「HOSEI  RAILWAY CLUB UNITED ミステリー号」(EF5861+お座敷客車“ゆとり”+EF6439の編成)を運転させました。これは法政大学小金井鉄道研究会が2008年で創立55周年を迎えることを記念して発案し、実現したものです。

法政鉄研とEF5861ことロクイチの共演を、ぜひご観覧くださいませ


  

待ちに待った当日。夢に見た列車が品川駅に入線してきました。大歓声とシャッター音が響きわたりました。

しかし、ビックリ(0;)  ヘッドマークがEF58EF64とで付け間違っていたのです…。JRの担当者と相談し、復路には付け替えられるよう手配していただけることに。ということで、満足な撮影もままならぬままドア閉めの合図を出して乗車。ついに出発です。


私は車掌室から本日の案内や硬券付きの乗車手帳を乗客全員に配布。ようやく1号車に戻ってロクイチを拝みます。

すでに高崎線内に入っておりました。北本付近で顔を出していたら、鉄ちゃんに撮影されてしまいました…。撮っていた方、申し訳ないです……。


 

ミステリー列車の目的地、横川駅に到着です。乗客は碓氷峠鉄道文化むらへ移動、実行委員や現役会員数名は列車撮影に専念します。本当にかっこいいですね。

 

横川を発車して行く高崎への回送列車。どうかヘッドマークが無事付け替えられますように…。


目的地となった横川では、隣接の「碓氷峠鉄道文化むら」に入園です。

まずはここでのメインイベント!会の旗を掲出したEF58172の前での記念撮影を実施します。

 

あらかじめ4月中に旗の取り付け演習をさせてもらいました。もちろん旗竿は自作でございます(笑)

今度は是非走っている列車に取り付けてみたいですね(^^)/

記念撮影の後はフリータイム、各自有意義なひと時を過ごしたようです。

14時頃からはOBの一人がEF63を運転しました。


文化むらでまったりしていたとき、JR担当者から無事にヘッドマークが取り替えられたと連絡が入りました。

そして、正調なヘッドマークを掲げたEF5861にご対面です!ドキドキしました。

法政大学の校章ヘッドマークとロクイチが見事に融合しました!ベストマッチ!

 

 

時間を忘れて撮影に専念します。EF5861が自分の思い通りに動いて、そして目の前に鎮座している、この心のそこから湧きあがるような興奮は、今も思い出すと鳥肌もんです(>_<)

 

EF5861もカッコいいですが、EF64もカッコいいです!いや〜ロクヨンで良かった良かった。

 

跨線橋の窓から。渋い編成は横川駅のレトロ感にぴったりマッチしています。

 

さてそろそろ出発です!あとはもう終点を目指すのみ。


ここで おまけ

この年の大学祭では、もちろん団臨のネタオンリー。横川駅のジオラマを作成し、そこにEF5861+ゆとり+EF6439Nゲージ模型が入線しました。

 

試運転                        横川駅

 

EF6439先頭                                  EF58先頭


復路も疲れてきてしまって…なんかゆっくりできず仕舞い。この日に配布した記念品各種です。

 

列車の運転士時刻表、特製駅弁の掛け紙、硬券付き乗車手帳、バッジ、ボールペン、うちわ、クリアファイル。

この他にも、ネコパブリッシングより御寄贈いただいた鉄道グッズがもらえる抽選会も実施しました。

そして……、列車はあっという間に終点上野に到着。

上野に到着後、尾久へ引き返す列車。

皆様、本当にお疲れ様でした!


 

このミステリー列車、運転区間は、品川→横川→上野。EF5861+お座敷客車「ゆとり」+EF6439編成でした。

また、当初の行路はこのような単純なものではありませんでした。実は、最初に計画していた行路が、鉄道ダイヤ情報6月号に掲載されたものなのです。しかし、EF5861の入線が本線以外では難しい(入線検査で引っかかると企画自体白紙になってしまう)とJRに言われ、途中で直通の行程に変更しました。

 

■当初の行路(EF5861を使用しなければ下記でもOKでした。)

往路:品川〜新鶴見信〜府中本町〜大宮操〜大宮〜高崎〜横川

回送:横川〜高崎〜横川

復路:横川〜高崎〜大宮〜大宮操〜田端操〜松戸〜上野

 ミステリーの行路を期待した方には、大変申し訳ございませんでした。

 

撮影に際しては、横川駅のホーム上には簡易的な柵があり、機関車含めた8両ではそれを越えないと撮影ができませんでした。撮影者に対して、横川駅は柵を越えての撮影は禁止していませんでしたが、当会ではきちんと許可を得て撮影しました。

 

EF5861と「ゆとり」は20083月で引退しました。この団臨が両車の最後の組み合わせとなりました。

 

最後になりますが、企画実施に従事された関係者をはじめ、乗客の皆様、沿線で撮影なされた皆様方には、心から御礼申し上げます。 


 

 

リンク集

法政大学小金井鉄道研究会

 

法政大学市ヶ谷鉄道研究会

 

編集長敬白 “鉄研の夢”実現までの道。

 

法政ジャーナル「法政大学鉄道研究会ミステリー号」を運転

 

法政大学工学部同窓会「鉄道研究会ミステリー号走る」

 

You Tube EF58-61+ゆとりミステリートレイン@安中鉄橋

記念誌発行

“ロクイチ”が走るまで(頒布は終了いたしました)

  

撮影:実行委員長 橋本祐太

※無断転載・二次的使用は一切禁止といたします。2008830日更新。


 

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